カナガンデンタルキャットフードの概要
カナガンデンタルキャットフードの基本情報
商品・サービス名 | カナガンデンタルキャットフード |
提供会社名 | 株式会社レティシアン |
公式サイト | https://www.canagancatfood.co.jp/dental/cart |
カナガンデンタルキャットフードのコラム
カナガンの新商品!デンタルキャットフードの特徴は?

プレミアムフードの中でも人気の高いカナガンから、新商品が発売されました。新商品の特徴は、デンタル(歯)ケアができることです。
口腔内トラブルは気になりながらも、歯磨きが難しくておやつを与えている人は多いですよね。栄養バランスの整ったドライフードで歯のケアも同時にできれば、まさに願ったり叶ったり。
しかし、新商品となるとしっかり情報をチェックしてから購入したいものです。そこで編集部は、カナガンデンタルキャットフードのメリット・デメリットや特徴をまとめて紹介します。
モニター・お試しキャンペーン情報
カナガンのモニターやお試しキャンペーンは、公式HPに記載されていません。しかし、広告にたどり着けば、100円でお試しできます。
Instagram・Twitter・FacebookなどのSNSで表示されたり、ネットサーフィン中に表示されたりするので、猫関連のSNSやサイトを覗いてみてくださいね。
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カナガンのデンタルキャットフードの基本情報
商品画像 | 項目 | 詳細 |
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商品名 | カナガン デンタルキャットフード |
販売価格(総合平均値) | 1.5kg 4,960円 (100gあたり330円) |
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タイプ | ドライタイプの総合栄養食 | |
パッケージ | 袋入り | |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 | |
原産国 | イギリス |
カナガンはさまざまなプレミアムキャットフードを販売する、株式会社レティシアンから販売されているキャットフードです。
その中でも高い人気を誇り、2016年に売上№1となったカナガン。原産国イギリスにおいても高い評価を受けており、リピート率は驚異の80%です。
そんなカナガンから新しく発売されたのが、「デンタルキャットフード」。通常のカナガンの栄養素はそのままに、愛猫のケアができるように開発されたキャットフードです。
カナガンのデンタルキャットフードの成分
項目 | 詳細 | |
原材料名 | 肉類 | 七面鳥生肉、乾燥チキン、乾燥七面鳥、チキンオイル、チキングレイビー |
魚類 | サーモンオイル | |
穀物 |
不使用 |
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野菜・果物 | サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、アルファルファ、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、クランベリー | |
ハーブ類 | セイヨウハッカ、パセリ、カモミール、マリーゴールド、アニス | |
その他 |
乾燥卵、プロデン・プラークオフ、フラクトオリゴ糖、オオバコ、海藻、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)、メチオニン |
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カロリー | 389kcal/100g |
カナガンは生の七面鳥が主原料です。生肉を使用したフードは食材の栄養価を損なわないため、効率よく栄養を摂取できます。七面鳥は動物性たんぱく質を多く含んでいますが、脂肪分は少なめ。タンパク質をしっかり摂取しつつ、体形維持もできます。
肉類の次に多く含まれているのが、食物繊維が豊富な野菜類です。お腹の調子を整えて便の排出をサポートします。さらに、腸内の善玉菌を増やして腸内フローラを整えるフラクトオリゴ糖も配合しています。
成分の特徴1:歯のケアができるプラデン・プラークオフ配合
従来のカナガンと変わったのが、このプラデン・プラークオフという成分です。天然の海藻成分から作られており、マグネシウムを多く配合しています。特許を取得しており、歯のケアができると話題の成分です。
歯や骨の健康と言えばカルシウムのイメージですが、カルシウムは摂取しすぎると逆に歯がもろくなると言われています。その必要以上に摂取してしまったカルシウムの排出を促すのが、マグネシウムです。
また、マグネシウムを摂取すると唾液の質が向上するため、歯周病の原因となるものの形成も抑制できます。
成分の特徴2:低脂肪・高タンパク質な材料を使用
カナガンデンタルキャットフードの主成分は七面鳥(鶏肉)です。猫は人間の5倍以上タンパク質を必要とするため、タンパク質量が多い肉類や魚は欠かせません。肉類には豚肉・牛肉・鶏肉などがありますが、その中で最もタンパク質量の多い食材が鶏肉です。
また、肉類の中でも脂肪分が少ない鶏肉は、肥満のリスクも軽減できます。必要な栄養素を効率よく摂取しつつ体形維持もできる、鶏肉は猫にとって理想的な栄養バランスの食材です。
成分の特徴3:お腹の健康を維持する食物繊維が豊富
腸内の蠕動運動を活発にして、健康的な排便を促すには食物繊維が欠かせません。カナガンは穀物を使用しない分、サツマイモ・エンドウ豆などの野菜類を使用しています。
野菜の中でも食物繊維が多いとされるイモ類・豆類を採用したことにより、蠕動運動を活発化させる不溶性食物繊維、便を柔らかくして排出しやすくする水溶性食物繊維がバランスよく摂取できます。
便秘になると消化器官は必要な栄養素を吸収できなくなるため、食物繊維が豊富なキャットフードは猫の健康維持に不可欠です。
成分の特徴4:アレルギー要素を除外・グレインフリー
猫が食物アレルギーを起こす原因と言われているのは、主にタンパク質です。しかし、猫にとってタンパク質は必要不可欠。特に肉食の猫にとって動物性たんぱく質は欠かせません。
そこでカナガンは植物性たんぱく質(穀物)を排除し、食物アレルギーのリスクを軽減しました。猫は好んで穀物を食べないので、穀物に入っている栄養素が他の食物で補えれば問題ありません。
穀物に多く含まれているのは食物繊維やミネラル類。これらの栄養素を”成分の特徴3”でも紹介した野菜類で補いました。
成分の特徴5:人工添加物・保存料は不使用
カナガンは酸化防止剤や着色料を含みません。しかし、ドライフードは加工時に酸化防止をしないと傷んでしまいます。そのため、酸化防止剤の代わりに抗酸化作用のあるハーブ類やビタミン類を配合し、長期保存ができるように作られました。
いくら健康に良い材料が使われていても、愛猫の健康を考えて購入したフードに添加物が入っているのは不安ですよね。添加物は規定があり、身体に害がないとされる量しか使われませんが、影響がないとも言い切れません。
その点、添加物・保存料不使用のカナガンは安心して与えられるフードです。
カナガンのデンタルキャットフードのメリット・デメリット

- 全猫種・全年齢の猫に与えられる
- ペット先進国であるイギリスが原産
- 嗜好性を高める粒サイズと香り
- 値段が高い
- 販売実績が少ない
- 実店舗での販売がない
カナガンはペット先進国であるイギリスで作られている安心感と、全年齢に与えられる栄養価の高さが魅力です。また、食いつきに定評のある従来のカナガンと同様に、嗜好性を高める粒サイズや香りにもこだわっています。
一方、プラデン・プラークオフが追加されたことにより値段が高くなる、新商品ゆえに販売実績が少ないというデメリットがあります。最近はキャットフードをネットで購入する人も増えていますが、実店舗での販売がないのもデメリットと言えるでしょう。
カナガンのデンタルキャットフードのメリット
全猫種・全年齢の猫に与えられる
カナガンは、ドライフードを食べられるようになった子猫からシニア猫まで、全年齢・全猫種が食べられるフードです。全年齢の猫に同じフードを与えられるメリットは、フードの変更時に多い消化不良のリスクを軽減できることです。
フードを変える時は少なからず消化器官に負担がかかるため、慣れるまでは嘔吐や軟便などの症状が出る場合があります。猫が全年齢対応のフードを好んで食べるならフードを変更しなくて済むほうが安心です。
ペット先進国であるイギリスが原産
ペット先進国と呼ばれる国では、ペットの飼い方・公共の場でのペット販売禁止など、ペットに関する法律が事細かに決められています。ペット先進国の大半はヨーロッパで、イギリスもペット先進国。もちろん、ペットフードに関する法律も日本より厳しく定められています。
厳しいイギリスの基準をクリアしたカナガンは原産国イギリスでも販売されており、安心して与えられるフードとして人気です。ヨーロッパ以外の国でも徐々にペットフード事情は変化してきていますが、古くから動物愛護に力を入れた国のフードは安心ですね。
嗜好性を高める粒サイズと香り
カナガンのフードは、7~10mm程度の小粒サイズです。形にムラはありますが、平らな形をしているため、口の小さな子猫や口腔内にトラブルを抱えたシニア猫でも食べられます。普段からフードを噛まずに飲み込んでしまう猫でも、喉につまりにくい粒のサイズです。
カナガンは香料を使わず、チキンオイル・サーモンオイルで嗜好性を高めています。猫の大好きな肉・魚のオイルを使用しているので、食いつきは抜群。成分の持つ力を損なわないよう、最後にプラデン・プラークオフの粉を混ぜ合わせており、表面はザラつきのある質感です。
カナガンのデンタルキャットフードのデメリット
値段が高い
カナガンは食材にこだわっているため、従来のカナガンでも高めの値段設定です。そこにプラデン・プラークオフが追加されているので、さらに値段は上がります。
プレミアムフードにこだわらないなら、100gあたり100円を切るフードもある中、100g/330円は経済的負担になる場合もあるでしょう。
デンタルキャットフードは歯のケアができるフードなので、デンタルケアのおやつを与えている人は普段のフード+おやつ代と比較して検討するのもおすすめです。
販売実績が少ない
カナガン自体の知名度は高いですが、デンタルキャットフードが販売されたのは2020年4月です。まだ発売されて間もないため、本当にデンタルケアができるか、従来のカナガンと比べて嗜好性が落ちていないかなどの評判に関する情報はほとんどありません。
原産国であるイギリスでは2019年10月に発売されており、2ヶ月で1万袋を販売した実績があります。しかし、口コミをしっかり読んで納得してからでないと購入したくない人にとっては、デメリットとなるでしょう。
実店舗での販売がない
カナガンはネット販売以外行っていないため、ペットショップでも購入できません。定期便を利用すれば買い忘れは防げるものの、想定より多く消費すると切らしてしまう場合があります。そんな時はやはり実店舗での販売があるほうが助かりますね。
好き嫌いが多くてカナガンしか食べない猫なら、1袋余分にストックしておくなどの対策が必要です。多く頼みすぎて溜まってしまった時は、お届け周期・個数をカナガンのマイページから変更できます。
カナガンのデンタルキャットフードの評価・評判

カナガンのデンタルキャットフードの良い評価・評判

30代会社員
良い便が出るようになりました
軟便気味で療法食も試しましたが、合うドライフードが見つからず。カナガンに変えてから、ようやく良い便がでるようになって助かりました。

40代主婦
2匹とも食いつきが良いです
キッチンで準備中、1匹分用意すると食べ始めてしまうほどの食いつきです。歯周病や口臭などのケアに期待しています。

20代会社員
カナガンより匂いが抑えられています
従来のカナガンは匂いが強くて食べなかったのですが、デンタルは匂いが抑えられているからか、よく食べます。猫の健康のために与えたかったカナガンを食べてもらえて良かったです。

50代パート
毎日ガツガツ食べています
グルメな猫ですが、このフードはよく食べます。毎日ガツガツ食べているから、長く続けられそうです。あとは歯のケアに期待したいところですね。

40代パート
歯磨き用のおやつを辞められました
肥満気味でおやつを与えたくなかったのですが、歯をケアするために定期的に与えていました。しかし、普段の食事で歯のケアができるカナガンなら、おやつは不要です。体形管理をしつつ、歯のケアができて助かっています。
生肉を使用したフードは匂いが強くなりやすいですが、プラデン・プラークオフがコーティングされているからか、それほど強い匂いではないようです。香りが強いフードが苦手な猫にも与えられるので、試してみる価値がありますね。
おかわりを求めたり準備中に待ちきれなかったり、食いつきの良さに関する口コミが一番多いです。歯のケアに関しては6~8週間継続しないと効果が実感できないと公式HPに記載されています。劇的には変わりませんが、好き嫌いの多い猫や口臭や歯肉炎が気になる猫には与えてみると良いでしょう。
カナガンのデンタルキャットフードの悪い評価・評判

20代パート
1,000円UPは高いです
歯のケアができるのは嬉しいけれど、経済的負担を考えると従来のカナガンに戻りそうです。特許取得の成分だから、これほど値段が高くなるのでしょうか?

30代会社員
食いつきはまずまずです
普段から一気に完食はしませんが、こちらは半分以上を食べるので食いつきはまずまずです。ですが、袋にジッパーがないため、保存容器に移し替えなければならないのが面倒です。

40代会社員
食いつきは良いけれど、値段がネック
モニターの段階から、よく食べるフードです。お腹の調子も良いから続けたいのですが、値段が高いので悩んでいます。
良い口コミが多数あるのに対し、悪い口コミは値段の高さと袋にジッパーがないことの2点だけです。従来のカナガンは途中からジッパー付きの袋に変更されたため、今後ジッパー付きに変更される可能性はあります。しかし、現段階では開封すると酸化してしまうので、フードストッカーを利用するなどの対策は必要です。
デメリットの項目でもあげたように、やはり値段の高さはネックとなっているようです。猫がこのフードを気に入っているのなら、おやつやウェットフードの頻度を減らすなど、トータルとしての出費が抑えられるよう調節すると良いでしょう。
カナガンのデンタルキャットフードの詳しい扱い方

カナガンのデンタルキャットフードの給餌量
子猫の場合、ドライフードを食べられるようになる2~3ヶ月で25~30gです。1ヶ月おきに5~10gずつ増やしていき、1歳を迎える頃に60gになるよう調節します。
1歳までに成長が止まるため、3~4kgの一般的な体形の成猫は43~50gに減らしましょう。基本的には体重が1kg増えるごとに10g増やす計算ですが、肥満体形の場合は給餌量を減らします。
個体差や環境によっても体重が変化するので、適宜調節しながら与えてください。給餌量は1日に2~3回に分けて与え、新鮮な水が常に飲める状態にしておきましょう。
カナガンのデンタルキャットフードの保存方法
袋にジッパーが付いていないため、フードストッカーへの移し替えが必要です。空気に触れると酸化するので、専用の容器がない場合でも必ず密閉できる容器を使用しましょう。
専用のストッカーなら、容器を傾けるとフードが出てくる・フードをすくうスコップが付くなどの使いやすい工夫をこらした商品もあります。食事の準備が楽になるフードストッカーの使用を検討してみるのもおすすめです。
未開封の袋であっても、直射日光が当たらない冷暗所で保管してください。パントリーや床下収納などの温度変化が少ない場所が理想的です。
カナガンのデンタルキャットフードが買えるところ
購入場所 | 購入可否 |
公式サイト | ○ |
通販サイト(Amazon・楽天など) | ○ |
ペットショップ | × |
ドラッグストア | × |
カナガンのデンタルキャットフードは、公式サイトでの購入がおすすめです。Amazonでも購入できますが、公式サイトより割高になります。
公式サイトで定期コースを申し込むと、初回限定で半額の2,480円(税抜き)で購入できます。2回目以降は通常の定期コース割引が適用され、購入する個数によって最大20%まで割引されます。3個以上(合計1万円以上)購入すると送料・代引き手数料が無料です。
単品での購入も可能ですが、いつでも解約できるので定期コースを利用してお得な値段で購入しましょう。
カナガンデンタルキャットフードで歯の健康にも目を向けてみよう

カナガンの新商品・デンタルキャットフードは、食いつきの評判が良いフードです。栄養価の高さは従来のカナガンと変わらず、普段の食事で歯のケアができるため、注目が集まっています。
子猫からシニア猫まで食べられるから多頭飼いでも与えやすいですね。値段が高いフードなので、普段の消費量とカナガンの給餌量を計算し、費用面に問題ないかチェックしてから購入しましょう。
食いつきをチェックするには、SNSなどに表示される100円モニターを利用してみてくださいね。