コンボキャットフードの概要
コンボキャットフードの基本情報
商品・サービス名 | コンボキャットフード |
提供会社名 | 日本ペットフード株式会社 |
公式サイト | https://combo.npf.co.jp/ |
コンボキャットフードのコラム
安さが魅力のコンボって実際どうなの?編集部が徹底解説!

コンボのキャットフードは、ペットショップやホームセンターなど多くの場所で見かけます。値段が安く、老舗で日本のメーカーという安心感から人気が高いペットフードです。
この記事では、日本の会社が製造するコンボのフードはどんな材料が使われていて特徴は何かをまとめて解説します。
フードのラインナップが豊富なので、全成長期段階に対応した「コンボ キャット ドライ シーフードアソート」について解説します。
コンボキャットフードの基本情報
商品画像 | 項目 | 詳細 |
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商品名 | コンボ キャット ドライ シーフードアソート |
販売価格(総合平均値) | 600g 600円 (100gあたり100円) |
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タイプ | ドライタイプの総合栄養食 | |
パッケージ | 袋入り | |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より12ヶ月 | |
原産国 | 日本 |
コンボのキャットフードは日本ペットフードが販売していますが、製造自体も日本です。静岡に工場があり、国内最大の規模と生産量です。そのため、価格も100gあたり100円とキャットフードの中でもかなり安い価格で販売することができます。
ドライタイプの総合栄養食で全成長期段階に対応しているので、多頭飼いでも与えやすいフードです。コンボの全成長期段階用はシーフードとかつお節の2種類で、それぞれ3種類のアソートになっています。
コンボキャットフードの成分
項目 | 詳細 | |
原材料名 | 肉類 | チキンミール、牛肉粉、豚肉粉 |
魚類 | 小魚、フィッシュミール、フィッシュパウダー、マグロ節粉、マグロエキス、小魚粉末、カツオエキス、シラスパウダー、乾燥カニカマ | |
穀物 |
トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉 |
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野菜・果物 | 脱脂大豆、トマト、ニンジン、ホウレンソウ、クランベリーパウダー | |
ハーブ類 | タイム、ディル、フェンネル | |
その他 | 動物性油脂、植物性油脂、γ-リノレン酸、オリゴ糖、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、pH調整剤、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、酵母細胞壁、着色料(紅麹色素、二酸化チタン、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色5号、食用青色1号)、調味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、コンドロイチン | |
カロリー | 360kcal/100g |
3種類のアソートですが、トッピング以外は同じ原材料です。ここでは「カニカマ&小魚添え」を紹介しています。
コンボは穀物が主原料のキャットフードです。価格が安いキャットフードなので、やはり材料費の安いトウモロコシや小麦粉などの穀物が多く配合されています。
次に多いのがチキンや魚などの動物性たんぱく質を含んだものです。猫にとってタンパク質は体を作る大切な栄養素です。不足しがちなミネラル・ビタミンも配合されており、健康維持ができるフードです。
食物繊維の他に腸内環境を整えるオリゴ糖も入っているので、毛玉対策としても良いですね。
成分の特徴1:食物繊維が豊富
主原料が穀物類なので食物繊維が豊富です。トウモロコシに含まれる食物繊維のセルロースがお腹の中で水分を含むと満腹感を与えてくれるため、便秘解消に良いとされています。
最近では穀物フリーのフードが増えてきており、穀物を使用したフードは敬遠される傾向にあります。その理由はアレルギーが起きやすいことと、猫が肉食のため穀物の消化ができないと言われていることです。
しかし、アレルギーは穀物に限らず起きる可能性があります。猫が消化できないのは穀物を生で食べた場合なので、加熱された状態で少量であれば問題はありません。
成分の特徴2:3種類のハーブを配合
コンボはタイム・ディル・フェンネルの3種類のハーブを配合しており、それぞれに作用が違います。タイムは利尿作用や疲労回復、丈夫な身体を作るためにも良いとされています。
ディルは消化を促進してくれて胃腸にたまったガスを排出してくれます。フェンネルもディルと同様に胃腸にたまったガスを取り除いてくれて、消化不良にも良いと言われています。
しかし、ハーブで得られる作用自体は良いもので、フードに含まれるハーブの量は微量でも猫によってはハーブの香りを嫌うこともあります。
成分の特徴3:トマトを配合
コンボのフードにはトマトが含まれています。リコピンが多く含まれているトマトは、細胞の老化を抑えたりガンを予防できるとされている抗酸化作用があります。
トマトのリコピンは油に溶けにくいので、ドライフードの状態でも栄養を損いません。さらにトマトにはリコピンと同様に抗酸化作用のあるビタミンCも多く含まれます。
猫はビタミンCを生成できますが、年齢によって徐々に生成できる量が減ってくるのでビタミンCをフードから摂取する必要があります。
コンボキャットフードのメリット・デメリット

- 価格が安い
- 嗜好性が高い
- 老舗ペットフードメーカーが製造している
- 人工添加物・保存料を使用している
- 大容量パックがない
コンボのフードは、価格の安さと嗜好性の高さが魅力です。安いものでも安全に不安があると与えるのをためらいますが、経験豊富な老舗ペットフードメーカーが製造しており、安全性も高いです。
しかし、デメリットもあります。人工添加物や保存料を使用しているので、微量ではありますが添加物が気になる場合には与えない方が良いでしょう。
大容量のパックがないので、まとめ買いでも価格が変わらないことや、食事の準備で毎回のように袋を開ける手間があるのもデメリットです。
コンボキャットフードのメリット
価格が安い
コンボのフードは安さが最大の魅力です。猫と暮らすうえで食事は欠かせませんが、食費が多くなると経済的に負担がかかります。一生一緒に暮らしていくためには、経済的な負担もしっかりと考える必要があります。
トイレの猫砂も必須ですし、病気や怪我をすれば病院に行くこともあるので医療費もかかります。総合的にどのくらい費用が掛かるか考えたときに、食費をある程度安いものにして抑えるというのは良い方法です。
健康面とコスパのバランスを考えてフードを選ぶと良いでしょう。
嗜好性が高い
コンボは牛肉粉やフィッシュパウダー、調味料などの味付けによって嗜好性を高めています。さらに食い飽きることを防止するために、1袋に3種類の味が小包装で入っています。
このフードを購入すれば、いろいろなフードをローテーションしなくても食い飽きることが少ないでしょう。フードの切り替えをする必要がないので、切り替え時の消化不良のリスクがなく身体に負担がかかりません。
粒の形が違ったり小魚も入っているので、食感の違いが楽しめて猫にとって食事が楽しみになるフードです。
老舗ペットフードメーカーが製造している
経験を豊富に積んだペットフードメーカーである日本ペットフードが製造しています。日本ペットフードには専門の研究所があり、獣医師のもとで実際に飼育されている猫の嗜好や食性を見ていて、同時に栄養や安全性に関しても研究されています。
静岡にある工場は食品の安全規格であるISO22000を取得しており、品質管理も徹底されているので安全性が高いフードです。
長年の経験を生かしたフードを生産する日本の老舗メーカーというのは安心感がありますね。
コンボキャットフードのデメリット
人工添加物・保存料を使用している
コンボのキャットフードは、着色料・調味料・酸化防止剤が入っています。どれも基準があって、フードに含まれる量自体は微量です。
添加物がどのくらい身体に影響を与えるかは詳しく分かっていません。このフードを食べたからすぐに調子が悪くなるということはありませんが、気になる場合は避けた方が良いです。
着色料によって見た目も美味しそうに見せ、調味料で嗜好性を高めています。好き嫌いが多い猫でも好んで食べやすいようになっているので、総合栄養食ですがおやつのような感覚で与えるのも良いでしょう。
大容量パックがない
コンボのメリットでもある小分けパックですが、デメリットでもあります。大容量パックがないということは、毎日袋を開けて袋もゴミ箱へ入れる必要があります。頭数が少なければ手間に感じませんが、多頭飼いになると何度もその工程を踏まないとなりません。
手間を減らそうと思って密閉できる容器に移しておくのであれば、最初から小分けではなく大容量の方が良いですね。酸化防止のためにはとても良い小分けパックですが、保管方法を間違えなければ、酸化はある程度防げます。
大容量の販売がないということは、まとめて購入しても価格が安くならないということにもなります。
コンボキャットフードの評価・評判

コンボキャットフードの良い評価・評判
コンボの口コミは食いつきが良いというものが多いです。嗜好性を研究したコンボのフードはやはり猫にとって美味しいフードになっているようですね。粒の形が違ったり、トッピングも小魚が丸ごと入っていたりとバリエーションがあるのも飽きない理由です。
価格が安いので手を出しやすく、好き嫌いが多い猫でも試しやすい小分けパックになっているのも高評価です。全年齢に対応した総合栄養食なので健康維持もしっかりできているという声もありました。
コンボキャットフードの悪い評価・評判
添加物による影響は分かっていないものが多いですが、着色料は特に発がん性が認められるなど健康に影響があると言われています。コンボは着色料を何種類も使用しているので、気になる場合はフードを変えましょう。
健康に影響がでる可能性があるということですが、添加物は大量摂取するのが危険なので、与える量や頻度を変えることで身体への影響を抑えることはできます。食いつきが良いのであればおやつとして与えるという方法もあります。
コンボキャットフードの詳しい扱い方

コンボキャットフードの給餌量
生後2か月の子猫は60~80g、成長期である4~8か月で約100gです。成猫の標準体重である4kgの猫で70g、大型猫で7kgの場合は110gです。
妊娠期は栄養を多く必要とする時期なので、成猫のグラム数を1.2~1.5倍にした量を与える必要があります。
授乳期は子猫に母乳を与えるので、さらに栄養が必要になります。(成猫の食事量)+(成猫の食事量×生まれた子猫の頭数×0.5)のグラム数を与えてください。
子猫は1日に3~4回、成猫は1日に2~3回に分けて与えます。
コンボキャットフードの保存方法
コンボは全て小包装になっているので保存はしやすいです。300gの袋の場合、60gに分かれているので成猫なら約1日分ずつ包装されていることになります。
それでも食べる量や体重によっては、きっちり1日で食べきらないこともあるので、保存には密閉できるタッパーやパックがあると便利です。袋の空気を抜いてシーラーで止めても密閉できます。
袋に入った状態でも日光に当たるのは良くないので、必ず日の当たらない冷暗所で保管しましょう。
コンボキャットフードが買えるところ
購入場所 | 購入可否 |
公式サイト | × |
通販サイト(Amazon・楽天など) | ○ |
ペットショップ | ○ |
ドラッグストア | ○ |
コンボのキャットフードは、公式サイトでは販売されておりません。通販サイトや店頭販売で購入できるので、手軽に購入できることや安く販売されていることもあるのがメリットです。
1袋600gか300gの2種類の販売で、600gは120gが5袋、300gは60gが5袋と保存しやすい少量パックになっています。
しかし、小包装なのでまとめて購入しても大幅な割引はありません。頭数が少ないのであれば店頭で購入するほうが送料がかからないので良いでしょう。
コンボは食いつきとコスパ重視のキャットフード

コンボは経済的負担が少ないように、材料費のコストを抑えたキャットフードです。穀物を多く使用していることや、添加物を使用しているというデメリットはあります。しかし、食いつきが良いと評判が高いので食が細い猫にはおすすめです。
老舗ペットフードーメーカーが製造しているので、安全性や品質管理は徹底されています。価格が安く小分けになっているのでおやつとして与えるのも良いでしょう。
コンボキャットフードの口コミ・評判

材料や添加物が気になるかも
食いつきが抜群に良く安いので我が家の定番ですが、原材料や添加物は気になるものがあります。普段与えているフードに飽きたときにあげる程度です。

30代主婦
健康維持ができて良い
添加物など気になるものもありますが、健康維持はできていると思います。 安いし食いつきが良いので助かります。

20代主婦
コスパ的にとても良いのでCOMBOを買ってます!
いろいろな味があって猫も楽しめそうなのでコンボを買ってます! 好き嫌いが多かった猫ですが、今のところ食べ続けてくれて気にいってます!

30代女性会社員
食いつきが抜群に良い
安いので試しに買ってみましたが、トッピングもあって美味しいのかよく食べます。 小袋なのが湿気が気にならないのでとても便利です!