目次
高齢猫には高齢猫用の食事が大切です
愛猫が高齢になってくると食事で悩むことが多くなりますよね。
食欲がなくなって体重が落ちたり、成猫用のキャットフードを食べ続けて逆に太ってしまったり、介護が必要な高齢猫に少しでも栄養を取ってほしいなど高齢猫の食事の悩みは様々です。高齢猫用キャットフードは高齢猫に最適な栄養バランスで食べやすい工夫がされており、愛猫の食事の悩みを解決してくれます。
この記事では、高齢猫の強い味方の高齢猫用キャットフードについて解説していきます。
キャットフードの総合おすすめ記事はこちらご覧ください!
キャットフードおすすめ人気ランキング30選!愛猫の健康を考えて選ぼう♪
高齢猫用キャットフードの有名メーカー・ブランド
ブルー | ヒルズ | ナチュラルバランス | ピュリナワン | ペットライン | アイシア |
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高品質高栄養で嗜好性の高いプレミアムフードを販売する米国ブランド | 年齢別に別れたラインナップが魅力の獣医師の推奨が多いブランド | 全年齢対応で天然素材を使用したプレミアムフードの代名詞 | 品質の高さとお手頃な価格で人気 | ヨード卵光のグループ会社でキャネットなどの高齢猫用介護食が人気 | 日本で長い間愛されてきたウェットフードが魅力のメーカー |
高齢猫用キャットフードは様々なブランドが商品を販売しています。
ドライフードはペット先進国のアメリカやヨーロッパの高品質で安全性の高いブランドのものが人気です。逆にウェットフードは長年日本で信頼を得ている日本のブランドのものが人気です。
キャットフードは製造工程が不透明な分、信頼できるブランドを選ぶことが重要です。キャットフード選びにお悩みの方は、信頼できるブランドの商品からお気に入りを見つけてみるのもおすすめです。
高齢猫用キャットフードのおすすめ人気ランキング10選
高齢猫用キャットフードには高品質のプレミアムフードや低価格ながら品質がいいコストパフォーマンスが高いキャットフードなど様々な商品がランクインしています。
上位には、高品質で安全性の高いプレミアムフードがランクインしているのが特徴です。高品質な商品でも運用できなければ意味がありませんので、品質と価格のバランスがいい商品を選ぶのがおすすめです。
少しでも栄養を摂る必要がある高齢猫にとっては、価格や安全性よりも食べてくれることの方が重要です。愛猫と一緒に好みのものを探してみてくださいね。
1位.ピュリナワン 11歳以上 優しく腎臓の健康サポート
編集部おすすめ商品 | ||
最適な栄養素のもの | 360kcal/100g、タンパク質36%以上、脂質13%以上でバランスのいい総合栄養食 | |
安全性の高いもの | 着色料、合成保存料を使用せず安心感がある | |
食べやすいもの | やや粒が大きく食べにくい | |
健康状態にあったもの | タンパク量を調整し猫の腎臓に配慮。グルコサミン、コラーゲン配合で関節の健康維持をサポート | |
年齢にあったもの | 11歳以上の老齢猫 | |
価格がお手頃なもの | ¥67/100gでかなりお安く購入できる |
品質と価格のバランスがいい高齢猫用キャットフード
品質の良さとリーズナブルな価格が魅力の「ピュリナワン」の11歳からの高齢猫用キャットフード。
チキンを主体して穀類を使用したスタンダードな配合で癖のないチキン味が楽しめます。総合栄養食で栄養バランスが優れていますが、タンパク質量を抑えて老齢猫の腎臓の健康に配慮。グルコサミン、コラーゲンを配合し、関節の健康にも配慮した設計です。550gの小包装はフードの鮮度を保ちやすく、いつでも新鮮な状態で食事をとることができます。
品質が優れていながら運用しやすい価格に抑えられており、飼い主にも愛猫にも嬉しい商品です。
ピュリナワン 11歳以上 優しく腎臓の健康サポートの良い口コミ

20代会社員
腎臓に配慮している
チキンが好きな猫には食いつきがいいです。タンパク質もしっかりとれて腎臓に配慮した成分になっているので高齢で腎臓病が心配な猫にも安心して与えられます。
腎臓に配慮した配合が好評のようです。
タンパク質量は36%以上でしっかりと含まれていながら、腎臓の健康を維持できるよう調整しているので、腎臓病が心配な高齢猫にも安心して与えることができるようです。
また、チキンを第一原料に穀類を使用した癖のない配合で、チキンの味わいが楽しめて食いつきもいいようです。高齢猫用のキャットフードは健康に配慮した分、食いつきが悪くなることがありますが、この商品は嗜好性が高いので食事で栄養をとって愛猫の健康管理ができますね。
ピュリナワン 11歳以上 優しく腎臓の健康サポートの悪い口コミ

30代会社員
カリカリが大きめ
うちの猫にはカリカリが大きいようで食べにくそうにしていました。今は食べれますが、年齢が上がった時に食べられないので別のフードを探します。
粒がやや大きめで食べにくい場合もあるようです。
粒がやや大きめのフードなので、歯の弱い猫や力の噛む力の弱い猫には食べにくいと感じるかもしれません。食べにくい場合は、小粒のものを選ぶより食べやすいウェットフードで栄養バランスのいいものを選ぶのがおすすめです。
ドライフードしか食べてくれない場合は、水やミルクでふやかして与えるか砕いて与えてもいいかもしれませんね。
2位.ブルーバッファロー ライフプロテクション・フォーミュラ シニア猫用
編集部おすすめ商品 | ||
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最適な栄養素のもの | 369kcal/100g、タンパク質32.0%以上、脂質15.0%以上でちょうどいいバランスの総合栄養食 | |
安全性の高いもの | 高品質の原料を使用し、着色料、合成保存料を含まないので安全性が高い | |
食べやすいもの | 小粒サイズで食べやすいがドライフードなのでふやかす必要がある | |
健康状態にあったもの | オメガ3、オメガ6配合で被毛の健康をサポート | |
年齢にあったもの | 7歳以上の高齢猫用 | |
価格がお手頃なもの | ¥172/100gでやや高い値段 |
高品質の自然原料を使用した高齢猫用プレミアムフード
高品質の原料を使用した「ブルー」の高齢猫用ドライフード。
新鮮なチキンを主体に栄養豊富な穀類や野菜、魚介類を配合しており、消化しにくいコーン、小麦を含まない消化に優れる設計。総合栄養食ですがカロリーは高すぎず、運動量の少なくなった高齢猫にちょうどいい栄養バランスになっています。オメガ3、オメガ6がバランスよく含まれており、皮膚や被毛の健康をサポート。
安全性にも配慮された配合で、高齢猫にも安心感がある高品質のフードです。
ブルーバッファロー ライフプロテクション・フォーミュラ シニア猫用の良い口コミ

30代会社員
お腹の調子がいい
お腹の調子が優れない高齢猫のために切り替えました。美味しいのか食いつきがよく、おかわりを催促されます。このフードに変えてからお腹の調子も好調です。
お腹の調子を維持できるという声もあるようです。
カロリーやタンパク質量が高いフードだと消化器官の弱くなった高齢猫には消化しきれず、お腹の調子が悪くなってしまうことがありますが、このフードは栄養バランスがちょうどいいので、お腹の調子も健康的に保てそうです。消化しにくいコーンや小麦を使用していないので無理がなく栄養を取ることができそうですね。
チキンが主体になっているので、猫には馴染みがある味で食いつきもいいようです。
ブルーバッファロー ライフプロテクション・フォーミュラ シニア猫用の悪い口コミ

40代会社員
食べてくれなかった
健康にいいものをと思い与えましたがあまり食べてくれませんでした。好みの味ではなかったようです。
食いつきが悪い猫もいるようです。
チキン主体の癖のない味ですが、高齢猫用にカロリーを抑えて油分控えめなあっさりとした味なので、濃厚な味が好きな猫には好みが分かれるようです。また、ニシンを配合しているので魚嫌いの猫にも向いていないかもしれません。
猫は好き嫌いが激しい動物なのでフードを切り替える場合は、一度にまとめ買いせずに少量を購入し好みの味かどうか試すのがおすすめです。
3位.ヒルズ サイエンス・ダイエット シニアプラス 11歳以上
編集部おすすめ商品 | ||
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最適な栄養素のもの | 394kcal/100gと高カロリーで少量でエネルギーを取りやすい。粗蛋白質30.0%以上、粗脂肪17.5%以上でタンパク控えめな総合栄養食 | |
安全性の高いもの | 人の食品レベルの設備で加工されており、着色料、合成保存料不使用で安全性が高い | |
食べやすいもの | 小粒で食べやすいがウェットフードに比べると食べにくい | |
健康状態にあったもの | 下部尿路と腎臓の健康のためにミネラル量と尿pHを調整している | |
年齢にあったもの | 11歳以上の高齢猫用 | |
価格がお手頃なもの | ¥91/100gでお安く購入できる |
獣医師推奨の多い高齢猫用キャットフード
米国で獣医師の推奨No.1の「ヒルズ」の11際以上の高齢猫用ドライフード。
チキン、ターキーに穀類、フィッシュエキスを配合した総合栄養食。高カロリーで少量でも栄養を取りやすい設計になっています。原料はヒューマングレードの管理がされた設備で加工され、着色料不使用。保存料も安全性の高い天然由来の保存料を使用した、安心感のある配合です。マグネシウム、リン、塩分量や尿pHを調整した下部尿路と腎臓の健康に配慮された配合です。
高齢猫に最適な栄養バランスで気になる下部尿路や腎臓の健康維持もできるキャットフードです。
ヒルズ サイエンス・ダイエット シニアプラス 11歳以上の良い口コミ

40代会社員
高齢猫にいい
高齢で食欲がなくなってきたので、これに切り替えましたがしっかり食べています。健康状態が優れませんでしたが、最近は元気を取り戻し毛並みもよくなりました。
健康状態が維持できるのがいいという意見があるようです。
高カロリーで少量でもしっかり栄養を摂ることができるので、食欲不振の高齢猫でも健康を維持しやすいですね。下部尿路や腎臓に配慮した成分になっているので、病気が心配な高齢猫に与えやすい配合になっています。皮膚や体毛の健康にいいオメガ3やオメガ6もバランスよく含まれているので、毛並みも健康的に維持できそうです。
健康維持に配慮された設計で、高齢猫の健康のことを考えられた商品です。
ヒルズ サイエンス・ダイエット シニアプラス 11歳以上の悪い口コミ

40代主婦
便が緩くなった
食いつきはまずまずですが、便が緩くなってしまいました。前のフードに戻したら元の状態に戻りました。
軟便になってしまった猫もいるようです。
消化器官の弱くなった猫はフードの切り替えによる栄養成分の変化にお腹がついていけず、お腹の調子が悪くなってしまうこともあります。また、カロリーが高めで、消化のしにくいコーンや小麦などの穀類が含まれているため、下痢をしてまうことも考えられます。
フードが猫に合わない場合は、無理をせず元のキャットフードに戻すのがおすすめです。
4位.ナチュラルバランス リデュースカロリー
編集部おすすめ商品 | ||
最適な栄養素のもの | 329kcal/100g、粗タンパク質34.0%以上、粗脂肪10.5%以上で消化に負荷をかけにくい全年齢用総合栄養食 | |
安全性の高いもの | 肉類はヒューマングレードでその他の食材は厳しく管理されており天然の安全性の高い配合 | |
食べやすいもの | 小粒で食べやすいがウェットフードよりは食べにくい | |
健康状態にあったもの | カロリーを抑えて運動量が減った高齢猫のカロリーコントロールしやすい | |
年齢にあったもの | 全年齢用だがカロリーを抑えており高齢猫にも与えやすい | |
価格がお手頃なもの | ¥169/100gでやや高い値段 |
高品質原料を使用したカロリー控えめの全年齢用プレミアムフード
高品質なプレミアムフードで米国で人気の「ナチュラルバランス」の全年齢用低カロリードライフード。
チキンやダックに穀類、サーモン、ラムなどを配合した総合栄養食。肉類はヒューマングレードのものを使用し、その他の食材も厳しい基準を満たしたものを使用しているので、安全性に配慮した設計です。低カロリーに調整した全年齢用のフードなので、老猫だけでなく肥満気味の猫にも最適で、多頭飼いの方にもおすすめです。
低カロリーで運動量の少なくなった高齢猫のカロリーコントロールもしやすい商品です。
ナチュラルバランス リデュースカロリーの良い口コミ

20代会社員
お腹の調子がよくなった
老猫用に購入しましたが、もりもり食べています。お腹の調子が良くなったのか便の状態も良くなり臭いが改善されました。
高齢猫のお腹の調子が健康的になるという意見もあるようです。
肉類を第一原料にしていますが、タンパク量が過剰になり過ぎないように調整されており、消化もしやすく、健康的な便になりそうです。便の臭いを抑えて消化を助けてくれると言われているユッカを配合しているので、便が健康的で臭いも改善されたと感じているようですね。
自然な配合で、カロリーも抑えているので消化器官の弱い猫にもおすすめの商品です。
ナチュラルバランス リデュースカロリーの悪い口コミ

20代自営業
食いつきがいまいち
独特の匂いが強くて食いつきがいまいちよくないです。プレミアムフードは健康面はいいですが、嗜好性が悪いので他の商品を検討します。
食いつきがよくないという意見もあるようです。
新鮮で栄養成分は優れた食材ですが、ダックやラム、クランベリーやパセリなどの普通のキャットフードとは違う食材を使用しており、癖のある野菜のような匂いがするので口に合わない猫もいるようです。プレミアムフードは健康面に配慮がされた良質な食事ですが、食べてくれなくては意味がありません。
試してみて、口に合わないようなら嗜好性の高い商品を選んでもいいかもしれません。
カロリー控えめのキャットフードについてはこちらで紹介しています!
低カロリーキャットフードおすすめ人気ランキング10選
5位.キャネット メルミル 介護期用 まぐろ
編集部おすすめ商品 | ||
最適な栄養素のもの | 143kcal/100gでタンパク質6.0%以上、脂質4.5%以上と高栄養な総合栄養食 | |
安全性の高いもの | 着色料、保存料不使用で安全性が高い | |
食べやすいもの | とろりとしたペースト状で食べやすい | |
健康状態にあったもの | ペースト状で高栄養なので少量でも栄養補給できてシリンジでも給餌しやすい | |
年齢にあったもの | 介護が必要な成猫・高齢猫用 | |
価格がお手頃なもの | ¥310/100gでかなり高い |
介護が必要な高齢猫のための高栄養食
ヨード卵光のグループ会社の「ペットライン」が販売する介護期の高齢猫用の高栄養食。
まぐろに油分や糖類、ヨード卵や野菜を加えて高カロリーに仕上げた総合栄養食。少量でも栄養補給できるように栄養価を高めているので、食欲がない高齢猫でも栄養を摂取することができます。とろりとしたペースト状なので、歯がない猫でも食べやすく、シリンジに入れての給餌もしやすいです。
着色料、保存料も不使用で高齢猫にも安心して与えられて、介護が必要な高齢猫の栄養補給に最適な商品です。
キャネット メルミル 介護期用 まぐろの良い口コミ

50代会社員
老猫の栄養補給に
うちの老猫はご飯がほとんど食べれないのでシリンジに入れて与えていますが、ペースト状なのでシリンジにも入れやすいです。カロリーが高いので少量でも栄養が取れるので体重の減少を食い止めることができています。
高齢猫の栄養補給にいいという意見があるようです。
高カロリー・高栄養なので少量でも栄養をとることができるので、高齢で食欲がなくなった猫でも栄養補給することができますね。ペースト状なので、歯の弱い猫もなめて食べることができて、シリンジに入れて食べさせることができるので高齢猫にも食べやすい工夫がされています。
成猫でも食べることができるので、バテ気味で食欲がない成猫の食事にも最適です。
キャネット メルミル 介護期用 まぐろの悪い口コミ

40代パート
食べてくれなかった
ちょっと油っぽいので、こってりした味が苦手な猫には受け付けないです。うちの猫はあまり食べませんでした。
食べてくれない猫もいるようです。
高栄養で少量でも栄養補給できるように仕上げているので、油分を多く配合しており、こってりした味が苦手な猫には賛否が分かれるようです。こってり味が苦手な猫には水で薄めて与えると食べてくれるかもしれません。
猫はどうしても味の好みがあるので、食事を全くとってくれない場合は、シリンジに入れて与えてもいいかもしれません。
6位.黒缶 15歳からの黒缶パウチ
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¥648
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最適な栄養素のもの | 80kcal/100gでタンパク質13.9%以上、脂質0.9%以上で高タンパクな総合栄養食 | |
安全性の高いもの | 着色料、保存料不使用で安全性が高い | |
食べやすいもの | 細かめのフレークのゼリータイプで食べやすい | |
健康状態にあったもの | ビタミンEを強化して免疫力をサポート。コラーゲン配合で毛並みの健康維持もしやすい | |
年齢にあったもの | 15歳ごろからの高齢猫用 | |
価格がお手頃なもの | ¥157/100gややお安く購入できる |
ロングセラー黒缶の高齢猫用の総合栄養食
日本で長年愛され続けている「黒缶」の15歳ごろからの高齢猫用ウェットフード。
まぐろやかつおにビタミン・ミネラルなどの栄養を調整したシンプルな配合の総合栄養食。穀類や野菜などの消化のしにくい食材が含まれておらず、タンパク質が高いので消化にいい設計になっています。ビタミンEを強化して高齢猫の免疫力の維持をサポート。コラーゲンを配合して、健康的な皮膚や毛の維持を助けてくれます。
着色料、保存料を含まない安心の配合で、老猫の健康的な食事に最適なキャットフードです。
黒缶 15歳からの黒缶パウチの良い口コミ

40代主婦
ウェットフードの総合栄養食
ウェットフードは一般食が多いですが黒缶は総合栄養食なので栄養バランスがいいいので安心です。ゼリー状になっているので歯の弱い猫でも食べやすく、パウチから取り出すときも簡単に取り出せます。
ウェットフードなのに総合栄養食なので栄養バランスがいいのが好評のようです。
ウェットフードは一般食でドライフードとの併用が前提の商品が多いですが、「黒缶」は総合栄養食なので単品で与えてもしっかり栄養をとることができます。細かいフレークでゼリー仕立てになっているので、ドライフードが食べにくい高齢猫でも食べやすいのが魅力です。
まぐろとかつおの血合肉を使用して、穀類を含まないので高タンパクで消化もしやすいので、高齢猫にあった栄養をとることができますね。
黒缶 15歳からの黒缶パウチの悪い口コミ

50代自営業
ゼリーは硬め
お魚の匂いがいいですが、ゼリーが硬めなので食べにくそうにしているときがあります。ほぐしてから与える必要があります。
ゼリーが硬めで、食べにくい場合があるようです。
高齢猫用のウェットフードはペーストタイプやスープタイプで食べやすい工夫がされた商品が多いですが、「黒缶」はやや硬めのゼリーになっているので、歯が弱い猫には食べにくいと感じることもあるようです。フレークは細かめになっているので、あらかじめゼリーをほぐしておくなどの工夫をすれば改善するかもしれません。
高齢猫でもしっかり食べることができる猫には食べ応えがありますが、歯が弱い猫や自力で食べることができない猫には向いていない商品のようです。
7位.ニュートロ ワイルドレシピ エイジングケア
編集部おすすめ商品 | ||
最適な栄養素のもの | 380kcal/100gでタンパク質42.0%以上、脂質18.0%以上で高タンパクな総合栄養食 | |
安全性の高いもの | 着色料、合成保存料不使用。ビートパルプ配合なので便秘気味の猫には向かない | |
食べやすいもの | やや大きめの粒で食べにくい | |
健康状態にあったもの | グレインフリーで肉類豊富なので消化しやすい | |
年齢にあったもの | シニア猫用 | |
価格がお手頃なもの | ¥170/100gでやや高い値段 |
嗜好性の高い高齢猫用グレインフリーフード
こだわり素材で食いつきがいい「ニュートロ」の高齢猫用のグレインフリーキャットフード。
低温管理したチキン生肉を第一原料にした「ミート・ファースト製法」で美味しさを損なわず加工されて、抜群の食いつきです。チキンの他に野菜やサーモンなどの魚類を使用し、穀類を使用していないので高タンパクで消化しやすい仕上がりになっています。ビートパルプを配合しているものの着色料、合成保存料不使用の安心感ある配合。
グレインフリーで穀物アレルギーの猫にも安心のキャットフードです。
ニュートロのキャットフードについては下記でも詳しく解説しています。
ニュートログレインフリーキャットフードについて徹底解説!口コミや評価は?通販で買える?
ニュートロ ワイルドレシピ エイジングケアの良い口コミ

30代会社員
もりもり食べている
こちらの商品は気に入ったのかもりもり食べています。今までは便がゆるめでしたが、ツヤツヤで健康的になりました。
食いつきの良さが好評のようです。
チキンが第一原料で風味を損なわない製法で加工されているので、チキンの味が楽しめて食いつきがいいようです。消化しにくい穀物を使用しておらず、高タンパクで肉類豊富な配合になっているので消化もしやすく便の状態も健康に保てそうです。
善玉菌の活動を助けて食物繊維として排便をサポートするビートパルプを配合しているので、腸内環境を健康的に維持でき、便の状態もいいようです。
食欲不振の猫も美味しい味わいで、消化しやすいのでお腹の調子がよくない猫にもおすすめのフードです。
ニュートロ ワイルドレシピ エイジングケアの悪い口コミ

20代会社員
食べにくそう
粒のサイズが大きめなので、食べにくそうにしています。高齢猫のために、腎臓や下部尿路のケアができればもっといいと思います。
粒の大きさがやや大きめで食べにくい場合があるようです。
粒がやや大きいので、歯の弱い猫には食べにくいため向いていません。味は気に入っているようであれば、ふやかして与えるか砕いておくなど食べやすい工夫をする必要があります。
また、高齢猫用キャットフードは、高齢で気になる腎臓や下部尿路に配慮された成分になっているものが多いですが、この商品はマグネシウム量が0.12%とやや高いため、下部尿路の健康が気になる高齢猫には向いていない場合があります。
8位.健康缶 シニア猫用 下部尿路ケア パウチ
編集部おすすめ商品 | ||
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最適な栄養素のもの | 97kcal/100gでタンパク質6.8%以上、脂質4.3%以上で高カロリーだが一般食なのでドライフードと併用が前提 | |
安全性の高いもの | 着色料、合成保存料不使用の安心感ある配合 | |
食べやすいもの | ペーストタイプで食べやすい | |
健康状態にあったもの | ミネラル成分を調整し腎臓と下部尿路に配慮している | |
年齢にあったもの | 11歳ごろからの高齢猫用 | |
価格がお手頃なもの | ¥207/100gで値段は高め |
高カロリーで食べやすい高齢猫用キャットフード
「黒缶」で有名なアイシアの健康に配慮した高齢猫用キャットフード。
まぐろを主体として高カロリーに仕上げた一般食で、少量でも栄養補給しやすいようになっています。なめて食べれるペーストタイプで高齢猫でも食べやすい設計。各種ミネラルやリンの量を0.08、ナトリウム量を0.10%に調整し、高齢で気になる腎臓や下部尿路に負荷をかけにくくなっています。
着色料、保存料不使用の安心の配合で、腎臓ケアもできるキャットフードです。
健康缶 シニア猫用 下部尿路ケア パウチの良い口コミ

30代主婦
最近食欲のない高齢猫に
高齢で食欲がなくなったうちの猫が唯一食べてくれるキャットフードです。カロリーが高いので栄養補給に最適です。腎臓や下部尿路に配慮された成分なので、腎臓病持ちの猫にも安心して与えられます。
食欲不振の猫でも栄養補給しやすいという意見もあるようです。
カロリーが高めで、なめて食べれるペーストタイプなので歯が弱い猫でも食べやすく、少量で栄養補給できますね。ミネラルバランスを調整して腎臓に配慮された成分になっているので腎臓病の猫にも与えやすく安心感があります。
一般食なので、メインのフードにはできませんが、食欲不振の猫の栄養補給や薬を与える時に混ぜて与えるのもおすすめです。
健康缶 シニア猫用 下部尿路ケア パウチの悪い口コミ

30代会社員
一般食なので注意
猫が好きで食べてくれますが、一般食なのであくまで食欲がないときの栄養補給が目的になります。総合栄養食の商品も出して欲しいです。
一般食で栄養価が偏りやすいのがデメリットのようです。
高カロリーで少量でも栄養を補給しやすいですが、一般食なので単体では栄養バランスが偏ってしまいます。あくまで食欲不振のときの栄養補給や混ぜて薬を与えやすくするなどの目的で与えて、総合栄養食のフードを別で与える必要があります。
ペーストタイプでも総合栄養食の商品はありますので、単体で与える目的であれば他の商品がおすすめです。
9位.デビフ カロリーエースプラス 猫用流動食
編集部おすすめ商品 | ||
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最適な栄養素のもの | 90kcal以上/100gでタンパク質5.0%以上、脂質4.0%以上で高カロリーな総合栄養食 | |
安全性の高いもの | 着色料不使用で安心感がある | |
食べやすいもの | スープタイプでかなり食べやすい | |
健康状態にあったもの | 飲んで栄養補給できるので歯の弱い猫でも与えやすい。シリンジでの給餌もできる | |
年齢にあったもの | 全年齢用 | |
価格がお手頃なもの | ¥172/100gでやや高い値段 |
スープ状で食べやすい全年齢用流動食
流動食や離乳食などの食べやすい商品に定評がある「デビフ」の全年齢用流動食。
調整乳、乳たん白に鶏卵などを使用した高カロリーな総合栄養食。飲んで栄養補給できるスープタイプなので子猫や成猫だけでなく、歯の弱い高齢猫や食事が困難な猫のシリンジでの給餌にも最適です。着色料、保存料を使用しない高齢猫にも安心の配合。ミルクのフレーバーで癖がなく味わえます。
食欲不振の猫の栄養補給や介護期の高齢猫の流動食としておすすめの商品です。
デビフ カロリーエースプラス 猫用流動食の良い口コミ

50代主婦
高齢猫の介護食にいい
高齢猫がご飯が食べられなくなった時に飲んでくれるので助かっています。シリンジでの強制給餌もしやすく、飲んでくれているので味も悪くないと思います。
高齢猫の介護食に与えやすいのが好評のようです。
食欲がなく歯が弱っている猫でも全く噛む必要がないスープタイプなので、栄養補給しやすいようです。シリンジにも入れやすくなっており、高齢で食べる力が残っていない猫にも給餌することができて、栄養を取ることができますね。総合栄養食なので、栄養バランスが優れており、これのみで命をつなぐことができるので介護期の猫に優しい商品です。
ミルク主体の味なので、猫の好き嫌いもなく食べてくれそうです。
デビフ カロリーエースプラス 猫用流動食の悪い口コミ

40代会社員
腎臓病の猫には注意が必要
栄養補給はできますが腎臓病の猫のために配慮された成分ではないので腎臓病の猫には与える量を注意する必要があります。
腎臓病の猫には注意して与える必要があるという意見もあるようです。
栄養豊富な総合栄養食で少量で栄養補給できるようになっているため、ナトリウム量は0.13%以下とやや高めの量になっており、腎臓や心臓の弱い猫には与える量を注意する必要があります。腎臓病や心臓病の猫は獣医師の指示に従って最適な食事を与えることがおすすめです。
10位.金缶 芳醇パウチ 15歳からのかつお
編集部おすすめ商品 | ||
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最適な栄養素のもの | 45kcal/100g、タンパク質9.0%以上、脂質0.3%以上で高タンパクだが一般食なので栄養バランスは偏っている | |
安全性の高いもの | 着色料、保存料不使用で安心感がある | |
食べやすいもの | 細かめのフレークで食べやすい | |
健康状態にあったもの | かつお100%ベースで嗜好性が高い。オリゴ糖とビタミンEを配合して健康に配慮している | |
年齢にあったもの | 15歳からの高齢猫用 | |
価格がお手頃なもの | ¥135/100gややお安い値段 |
かつお100%ベースで美味しい高齢猫用ウェットフード
「黒缶」でおなじみの「アイシア」の嗜好性重視の高齢猫用ウェットフード。
かつお100%ベースでオリゴ糖やビタミンEなどを配合した一般食。かつおたっぷりのフードなのでかつお好きの猫にはたまらない味わいでドライフードの食いつきをよくするのに最適です。細かめのフレークタイプで食べやすく、国産で着色料を使用しない安心感ある配合です。お腹の調子を整えるオリゴ糖や免疫力に働きかけるビタミンEを配合し、高齢猫の健康にも配慮。
かつおの旨味が溢れる食いつきの良さが人気の商品です。
金缶 芳醇パウチ 15歳からのかつおの良い口コミ

30代会社員
かつお好きな猫のお気に入り
かつお大好きな猫が喜んで食べます。カリカリにトッピングすると食欲もアップしてペロリと平らげてくれます。量もちょうど良く、安心の国産なのもプラスです。
食いつきの良さが好評のようです。
かつおの旨味が堪能できるかつお100%ベースの配合なので、かつお好きの猫が喜んで食べてくれるようです。60gの量がドライフードのトッピングにちょうど良く、嗜好性も上がるので、食欲がない老猫の食欲増進やご褒美におすすめです。
着色料や合成保存料などの健康リスクのある添加物を含まない国産フードなので、健康が気になる高齢猫にも安心して与えることができますね。
金缶 芳醇パウチ 15歳からのかつおの悪い口コミ

40代会社員
一般食なのがちょっと…
かつおの味が美味しいのか喜んで食べますが、一般食なので栄養バランスは注意する必要があります。喜んで食べますがフードは栄養面で不満があることが多いので困りものです。
一般食なので栄養バランスがよくないという意見もあるようです。
かつおベースのシンプルな配合なので嗜好性は高いですが、一般食なので単独では栄養バランスが偏ってしまいます。一般食はあくまでドライフードなどの総合栄養食との併用が前提なので注意が必要です。ウェットフード単独で給与したい方は、ウェットフードでも総合栄養食のものを選ぶのがおすすめです。
高齢猫用キャットフードのメリット・デメリット
- 高齢猫に最適な栄養バランスになっている
- 健康に配慮した成分になっている
- 高齢猫に食べやすい工夫がされている
- 栄養が偏ってしまう場合がある
- 多くのバリエーションが選べない
- 価格が高い商品がある
高齢猫用のキャットフードには様々なメリット・デメリットが挙げられます。
メリットには、高齢猫の健康に配慮した成分で高齢猫に合わせて最適な栄養バランスになっており、食べやすい工夫がされていることが挙げられます。一方で、適切なキャットフードを選ばないと栄養バランスが偏ってしまう点や、成猫用のキャットフードに比べて商品の種類が少なく、好みのものが選びにくいことがデメリットに挙げられます。
メリットとデメリットを把握した上で、愛猫の状態に合わせて適切なキャットフードを選ぶことが重要です。
高齢猫用キャットフードのメリット
高齢猫に最適な栄養バランスになっている
高齢猫に最適な栄養バランスになっているのが高齢猫用キャットフードのメリットです。
運動量の落ちた高齢猫にはカロリーを控えていながら高タンパクで消化のいい食事が必要です。また、介護期で食事を多く取ることができない猫には、高カロリーで少量でも栄養を取ることができる特別な食事が必要になります。
成猫用のキャットフードは、健康で運動量が多い成猫に合わせた栄養バランスになっており、高齢猫に与えた場合、カロリーの取りすぎで肥満になったり、カロリーが少なすぎて健康に過ごすのに必要な栄養素を摂取できないことが考えられます。
高齢猫用キャットフードは、運動量の低い高齢猫に合わせた低カロリーのものや、食事量が少ない介護期の猫に合わせた高カロリーのものがあり、高齢猫の健康状態に合わせて適切な栄養素を取ることができます。
健康に配慮した成分になっている
病気や疾患が気になる高齢猫の健康に配慮した成分になっているのも、高齢猫用キャットフードの特徴です。
高齢期の猫は老化に伴って、腎臓や下部尿路、関節などの器官の機能が低下しており、病気にかかるリスクが年々上がっていきます。特に腎臓は猫の体の中でも機能の低下が起こりやすい器官で、腎臓病が猫の死因の1位であるほどです。
成猫用のキャットフードでは、これらの体の器官に配慮した製品は少なく、高齢になってからも同じ食事をとっていると病気のリスクも高まってしまいます。
高齢猫用キャットフードは、老化による腎臓や下部尿路などの機能が低下した高齢猫の健康維持に効果がある成分を配合し、ミネラルバランスを調整しているので、高齢猫の気になる病気に配慮した最適な食事と言えます。
高齢猫に食べやすい工夫がされている
高齢猫にも食べやすい工夫がされているのも高齢猫用キャットフードの特徴と言えます。
老化に伴って歯が弱くなり咀嚼する力も減っている高齢猫にとって、成猫用のドライフードやウェットフードは食べにくく、満足して食事をとることができないのでストレスになることがあります。また、食事を必要量とることができない場合には、栄養不足で健康状態が悪化し、病気になってしまうことも考えられます。
高齢用のウェットフードは歯が弱い猫でも噛んで食べる必要がないペースト状になっているものや、自力で咀嚼することができない猫用に強制給餌しやすいスープタイプなど高齢猫でも食べやすい工夫がされています。
高齢猫用のドライフードでも食べやすいよう小粒サイズでふやけやすくなっており、丸呑みしても吐き戻ししにくく消化しやすい工夫がされているものも多くあります。
高齢猫用キャットフードのデメリット
栄養が偏ってしまう場合がある
高齢猫用キャットフードは栄養が偏ってしまうこと場合があることがデメリットとしてあげられます。
高齢猫用のキャットフードには、運動量が減ってしまう高齢猫が太りすぎないよう、低カロリーに調整したものがあります。低カロリーのキャットフードはカロリーを抑えて肥満を防ぐことができますが、食事量が減ってしまった高齢猫の場合、適切な量の食事ができずに、逆に体重が減少してしまうことがあります。
15歳以上の高齢猫は食事量が減り、体重が減少していく傾向にありますので、高カロリーの食事を取り、適正体重を維持する必要があります。また、成猫や中高齢でまだまだ食欲がある猫の場合には、高齢猫用の高カロリーの食事をとると、カロリーの摂りすぎで肥満になることがあります。
年齢によってカロリーを調整し、適正な量の食事を与える必要があります。
多くのバリエーションが選べない
多くのバリエーションが選べないのが高齢用キャットフードのデメリットです。
成猫用のキャットフードには、健康状態別のもの嗜好性の高いフードなどの様々な商品があり、愛猫に合わせた商品を選べます。
しかし、高齢猫用のキャットフードはまだまだ商品の種類は少なく、健康状態や嗜好に合わせたものを選びにくいのが現状です。特に運動量の少ない高齢猫に合わせて低カロリーにした商品は食物繊維を配合してカロリーを抑えているため、嗜好性の高い商品が少なく、食いつきも悪くなる傾向にあります。
プレミアムフードが流行りつつある近年でも、まだ高齢猫に最適なバランスにしたプレミアムフードは少なく、健康面や栄養面で満足できる商品を選べないこともあります。
価格が高い商品がある
高齢猫用のキャットフードは値段が高い商品が多いこともデメリットです。
成猫用のキャットフードはラインナップが多く、品質の良いものでも比較的に安く購入することができますが、高齢猫用のキャットフードはラインナップがまだまだ少ないため、品質が高いものを選ぶと値段が高くなってしまう場合があります。
プレミアムフードには全年齢用のキャットフードがあり、給餌量を調整することで高齢猫にもあった栄養を得ることができますが、多くのものが割高で運用が難しい場合があります。
低中価格帯の商品でも品質が高いものがありますので、運用しやすい価格のものから選ぶことをおすすめします。
高齢猫用キャットフードの選び方・基準
- 最適な栄養素のものを選ぶ
- 安全性の高いものを選ぶ
- 食べやすいものを選ぶ
- 健康状態にあったものを選ぶ
- 年齢にあったものを選ぶ
- 価格がお手頃なものを選ぶ
高齢猫用のキャットフードの選び方には様々な観点があります。
年齢によって必要な栄養素が変わる猫に合わせた栄養素のもので、安全性の高い高品質の商品を選ぶことが重要です。また、高品質の商品でも食べにくくて食事が思うように撮れないようでは意味がありません。猫の状態にあった食べやすい形状のフード選びも重要です。
もちろん、価格も毎日運用できる値段である必要もあるので、品質と値段のバランスをみて適切な商品を選びましょう。
最適な栄養素のものを選ぶ
高齢猫用キャットフードは最適な栄養バランスの商品を選ぶことが重要です。
猫は完全な肉食動物で、肉類などのタンパク質や脂肪分は消化が得意とされています。一方で、穀類などの炭水化物は消化酵素を多く持っていないので、消化が苦手です。
そのため、猫には肉類を多く含む高タンパクな食事が必要とされています。老猫でも同じで、タンパクを多く含む食事であれば、消化器官の弱い猫では体に負担をかけにくく食べることができます。第一原料が肉類であればタンパク豊富で老猫にも消化しやすいのでおすすめです。
しかし、あまりに高タンパクすぎる食事は腎臓に負荷をかけてしまうことがあるので老猫には向いていません。タンパク質量は総合栄養食の基準を満たしたもので過剰に高すぎないものを選びましょう。
安全性の高いものを選ぶ
愛猫の毎日の健康を左右する食事は栄養バランスがいいことが大事ですが、安全性が確認できない低品質の原料を使用していては意味がありません。
品質が悪い原材料には、肉副産物が挙げられます。肉副産物は必ずしも低品質なものが使用されている訳ではありませんが、メーカーによっては4Dミートという品質が悪い肉を使用している場合があります。高齢猫用のキャットフードには肉副産物を出来るだけ使用していないものを選ぶのがおすすめです。
また、健康リスクがある添加物として合成着色料と発色剤、合成保存料が挙げられます。
合成着色料と発色剤は食べ物を見た目で判断しない猫にとって不要の添加物です。また、発色剤の亜硝酸ナトリウムや合成保存料として知られるBHT、BHA、没食子酸プロピルはいずれも発がん性が指摘されている添加物です。保存料は食品を酸化させないために重要な働きをしていますが、これらの添加物はなるべく含まないものを選びましょう。
食べやすいものを選ぶ
高齢に伴って歯が弱くなった猫にはなるべく食べやすい食事を与えることが重要です。
中高齢でまだまだ食欲旺盛で食べることに問題がない猫には、ドライフードがおすすめです。高齢猫用のドライフードでも、粒を小さくしてふやけやすい工夫がされているものは、無理なく食べることができます。
歯が弱くなってきた高齢猫にはウェットフードを選ぶのがおすすめです。高齢猫用のキャットフードはフレークを細かくほぐしたものやパテタイプで粗食しやすいものもあり、無理なく食べることができます。
食欲不振の猫や自力で咀嚼することができない猫にはウェットフードでも介護食がおすすめです。介護食には舐めるだけで食べることができるペーストタイプやスープタイプがあり、自力で咀嚼できない場合には、シリンジなどに入れて食べさせることができます。
健康状態にあったものを選ぶ
健康状態にあったキャットフードを選ぶことも忘れてはいけません。
高齢の猫は様々な病気や疾患を持っている場合、健康状態にあったキャットフードを選ばないと病気を悪化させてしまうことも考えられます。腎臓が弱い猫の場合は、タンパク質量やリンの量が多いと腎臓に負荷をかけてしまうので、腎臓に配慮した成分のものを選ぶ必要があります。
下部尿路の病気になりやすい猫の場合は、カルシウムとリン、マグネシウムの量が調整されて尿pHを弱酸性にコントロールできるものを選ぶと下部尿路になりにくくなります。ナトリウムの量が多すぎると心臓や腎臓に負荷がかかってしまうので、適量なものを選ぶのが肝心です。
もちろんこれらの栄養素は体内で重要な働きをするので、低ければ低いほどいいというわけではありません。参考としてAAFCOの成猫用の栄養基準を確認し、適正量含まれているものを選んでください。
年齢にあったものを選ぶ
高齢猫用のキャットフードは年齢にあった商品を選ぶのも重要です。
猫は15歳くらいから食欲が低下し、体重が減少傾向になっていくと言われています。高齢猫用のキャットフードでも、中高齢期の猫向けの商品と15歳ごろからの高齢猫向けの商品では栄養価が全く違います。7〜15歳ごろの中高齢猫用のキャットフードは健康でまだまだ食欲は旺盛ですが、運動量の減った猫が体重管理しやすいよう低カロリーに設計したものが多いです。
15歳ごろから介護期の高齢猫向けのキャットフードは、咀嚼する力や食欲が亡くなった猫でも食べやすい形状で、少量で栄養を補給できるように、高カロリーで栄養豊富な設計のものが多いのが特徴です。
高齢猫の年齢ごとに合わせた商品も多くあるので、愛猫の年齢にあった商品を選ぶのがおすすめです。
価格がお手頃なものを選ぶ
価格がお手頃なものを選ぶのも重要です。
高齢猫用キャットフードの中でも高品質のキャットフードは、原料を厳選しており、厳格な管理のもと製造されているので値段が高くなることが多いです。中には人間が口にできるレベルの品質のキャットフードもあり、運用が難しい値段のものもあります。
愛猫の健康を維持するには高品質の高齢猫用キャットフードは欠かせませんが、毎日、与えられなければ意味がありません。高品質のキャットフードであっても何度もキャットフードを切り替えると栄養価の変化で腸内環境が崩れてしまい、体調を悪くしてしまうこともあります。
品質のいいキャットフードでも毎日運用しやすい値段のものを選ぶのがおすすめです。
高齢猫用キャットフードに関するよくある質問を編集部が解説!
Q1.高齢猫以外に与えても問題ないですか?
高齢猫用のキャットフードを成猫に与えても問題ありません。
ただし高齢猫用のキャットフードは高齢猫に合わせた栄養成分になっているので、長期的にあげると栄養が偏ってしまうことがあるので注意が必要です。成猫に与える場合は、あくまで緊急時に与えるだけにして普段は成猫にあったものを与えてください。
全年齢用のキャットフードであれば、量を調整するだけで同じものを与えられるのでおすすめです。
Q2.高齢猫がご飯を食べてくれない場合はどうすればいいですか?
猫は高齢に伴って食欲が減少していくので食欲不振になることがありますよね。
全く食事を取ってくれないと体重が減っていき、病気や怪我で一気に衰弱してしまうこともあります。食事をとってくれない場合は、健康面や栄養面を気にせず猫の好みだけでキャットフードを選んで、少しでも栄養補給した方が健康的です。
愛猫のお気に入りのキャットフードやおやつをストックしておき、食欲不振の時に与えるのがおすすめです。
Q3.療法食を与えてもいいですか?
療法食は病気や疾患などで栄養成分を制限した、人間で言う病院食のようなものです。
様々な病状に合わせた最適な食事を摂ることができますが、健康な状態の高齢猫に与えると栄養バランスが偏って、健康状態が悪化することもあります。療法食を与える必要がある場合には、必ず獣医師の指導のもと与えてください。
愛猫に気になる症状が見られる場合は、自分で解決しようとせず動物病院で診察してもらうことで、病気も悪化しにくいのでおすすめです。
Q4.キャットフードの与えかたのコツを教えてください。
食欲不振でキャットフードを食べてくれない場合は、食事の嗜好性を高めてあげることが重要です。
ドライフードをお湯でふやかして与えると湯気で匂いが強くなり嗜好性が高まります。お気に入りのおやつやウェットフードがあればトッピングするのもおすすめです。また、同じご飯ばかり上げていると、飽きてしまい食いつきが悪くなることがあります。お気に入りのフードでもローテーションで与えて、飽きないようにすることが重要です。
たまに手作りご飯を与えても気分転換になるのでおすすめですよ。
Q5.強制給餌はどのように行えばいいですか?
強制給餌のやり方には手で行う方法とシリンジを使う方法があります。
手で行う方法は、ドライフードやウェットフードを水でふやかしてからペースト状にし、猫の口内の上あごに指で塗って与える方法です。指を入れるときは、噛んだり引っ掻いたりされないよう、手で猫の口と足を抑えて与える必要があります。
シリンジを使う方法は、ペーストを入れたシリンジを猫の口に入れて優しく与えます。
猫がなるべくストレスを感じない方法で試してください。
高齢猫用キャットフードで健康的な生活を
高齢猫には毎日健康で少しでも長生きしてほしいものです。
愛猫の毎日の健康維持には毎日の適切な食事が重要です。体の様々な機能が低下した高齢猫にとって、適切な食事は病気や怪我のリスクを減らすことにもつながります。高齢猫用キャットフードは、高齢猫に最適な栄養成分で食事を取りやすい形状になっており、少しでも栄養を摂る必要がある高齢猫の健康維持には欠かせないものです。
健康的な食事を与えて、愛猫と一緒に健康的な生活を送りましょう。