猫について学ぶ

猫の肉球の役割とは?肉球でわかる健康状態や気をつけることは?

猫の肉球はかわいくて気になる存在♡

この記事を要約すると
  • 猫の肉球の役割について
  • 猫と他の動物の肉球の違いについて
  • 猫の肉球で健康状態をチェックするポイント
  • 猫の肉球に色の違いがある理由
  • 綺麗な肉球を保つ方法
  • 肉球を触る時にチェックするポイント

動物のどの部分が好きかと聞かれたら、肉球と答える人も多いでしょう。また、猫の肉球は柔らかくプニプニした触感が堪らないという人もいますよね。

では、肉球にはどんな役割があるのでしょうか。実は、肉球は可愛らしいだけでなく、とても機能的なのです。

そこで、ここでは猫の肉球の役割、猫と他の動物との違い、肉球の色、綺麗な肉球を保つ方法、肉球を触る時にチェックするポイントについてご紹介します。

猫に肉球がある意味

猫を飼っている人は、猫の肉球を触るのが好きという人は多いでしょう。では、猫の肉球にはどのような役割があるのでしょうか。

そこで、ここでは猫の肉球の役割や、肉球がある意味についてご紹介します。猫の肉球は、高いところからジャンプをしたり、走っても滑ったりしないようにするためにあるのです。

また、足音を立てずに歩くことができるのも、肉球があるおかげです。

猫の肉球にある役割

猫の肉球はクッション性が高いので、高いところから飛び降りた時に衝撃を吸収することができます。また、肉球は少し汗をかいているので滑りにくいという意味もあります。

クッション性に優れているので衝撃を吸収できる

猫の肉球は、非常にクッション性に優れているので衝撃を吸収することができます。プニプニの弾力があるため、猫は高いところから落ちても平気なのです。

また、肉球の弾力により、石などを踏んだとき起こる摩擦からも足を守っています。人間がウォーキングやジョギングをする時に履くような、クッション性のあるスニーカーのような役割があります。

汗をかいているので滑りにくい

猫の肉球は、汗をかいているのでしっとりと濡れています。そのため、猫が激しい動きをしても滑りにくく、走っていて急に止まってもしっかりと踏ん張ることができるのです。

また、歩いたり走ったりしているときに、滑り止めの役割があるのでバランスを崩しにくくなっています。

猫は、汗をかかないというイメージを持っている人が多いかもしれませんが、ごくわずかな汗腺を持っていて、それが肉球にあるのです。

足音を立てずに歩くことができる

猫の肉球は、足音を立てずに歩くことができるという役割があります。肉球は、そもそも狩りをする動物特有のものです。

昔は、猫は獲物を狩って生活をしていました。そして、狩りをする時は獲物のそばまで音を立てずに忍び寄り、瞬発力を発揮して獲物を仕留めていたのです。

その名残により、猫の肉球があることにより足音を立てずに歩くことができています。

ブラシ代わりになる

猫はとても綺麗好きな生き物です。猫を飼っている方は、猫が一日に何回も毛づくろいをしている姿を見たことがあるのではないでしょうか。

体の毛を舐めて毛づくろいができても、顔の周りを舐めることはできないですよね。そこで、肉球を舐めて顔周りをこすり、ブラシ代わりにしているのです。

猫は清潔を保つ上でも肉球は大切なものなのでしょう。

マーキングをする

猫の肉球には、アポクリン腺という細い腺があります。この腺から自分の匂いを出しているのです。

猫は、このにおいを自分の縄張りにつけて、他の動物に「ここは自分の縄張りだ」とアピールする習性があります。

人間からするとあまり匂いは感じられませんが、猫の世界からすればマーキングをすることは重要なので、肉球も大切な役割があると言えるでしょう。

他の動物の肉球とは何が違う?

猫の肉球はプニプニしていて、柔らかいですよね。では、他の犬などの肉球とは何か違いがあるのでしょうか。

猫の肉球は、薄くてツルツルしていることが特徴です。また、肉球が柔らかいので、顔のお手入れに向いています。

そして、猫の肉球の色にはたくさんの種類があることも特徴でしょう。そこで、ここでは他の動物と猫の肉球の違いについてご紹介します。

猫と他の動物の肉球の違い

猫の肉球は、薄くてツルツルしており、柔らかいという特徴があります。しかし、固い地面を歩くとザラザラの肉球になることも、犬などの肉球にはない特徴です。

猫の肉球は薄くツルツルとしている

猫の肉球は薄くてツルツルしていることが特徴です。例えば犬の肉球は、分厚くザラザラしています。

これは猫の祖先である「リビアヤマネコ」が雪の降らない暖かい地域で生活していたので、肉球に滑り止めの役割は必要なかったのです。

逆に、獲物を狙うために忍び足ができるように、ツルツルとしていると言われています。また、猫の肉球は体温調節をする時にも役に立っているのです。

猫の肉球は柔らかいので顔のお手入れに向いている

猫の肉球は柔らかくてプニプニしています。一方で犬などの動物の肉球は、分厚くザラザラとしています。

犬の肉球は、祖先であるオオカミが雪が積もる地域で生活していたので、滑り止めの役割も果たしていました。

また、猫は手で顔をこすって頻繁に顔のお手入れをします。この時に、猫の柔らかい肉球だと顔を傷つけないので、顔のお手入れに向いているのです。

固い地面を歩くとザラザラの肉球になることがある

猫の肉球は、柔らかくてプニプニしています。しかし、固い地面を歩く時にはザラザラの肉球になることがあるのです。

例えば犬の肉球は、柔らかい地面を歩いても肉球はザラザラしたままです。これは、犬の場合は状況が変化しても変わらずに走り回れるためです。

このように、状況に応じて肉球の固さが変わるのは猫の肉球の特徴と言えるでしょう。

猫の肉球はカラーバリエーションが豊富

猫の肉球は、カラーバリエーションが豊富なことも、猫にしかない特徴です。猫の肉球の色は、基本的には猫の毛の色によって変わります。

三毛猫など、毛の色が複数ある猫の場合は、肉球もまだらになっていることがあるのです。

また、肉球が黒い場合は活動的な猫だったり、ピンク色の場合はおとなしめだったりすることがあります。そして、猫の肉球を見て、猫の体調もわかることがあるでしょう。

猫の肉球で健康状態がわかる?

猫の肉球を触ると気持ちいいので、猫を飼っている人はよく肉球を触っているという人も多いでしょう。猫の肉球を見ることで、猫の健康状態がわかることがあるので、猫を飼っている方は肉球をよく見てみると良いです。

そこで、ここでは猫の肉球でわかる健康状態についてご紹介します。例えば、肉球が赤っぽくて熱っぽい状態の猫は痩せ気味だったり、肉球の色が薄く冷たい状態の猫は冷え性だったりする可能性があるでしょう。

猫の肉球でわかる健康状態

猫の肉球を見た時に、まだら模様がある場合は不安定な気持ちになっている恐れがあります。また、肉球が湿って異臭がする場合は代謝が悪くなっている恐れもあるでしょう。

肉球が赤っぽくて熱っぽいのは痩せ気味

猫の肉球が赤っぽい色をしていて、触ると熱っぽくなっている猫は、痩せている猫に見られやすいです。もし、頻繁に水を飲んでいたり、寒い日でも暑がっている様子があれば、自律神経が乱れやすい傾向があります。

また、体がほてりやすいこともあるので、肉球を触ると熱くなっていることがあるでしょう。

もし、飼っている猫の肉球が赤っぽく、熱っぽくなっている場合は、猫が痩せ気味ではないか確認してみると良いです。

肉球にまだら模様があるのは不安定な状態

猫の肉球にシミのようなマダラ模様がある場合は、神経質で不安定な性格の猫に多く見られる特徴です。

この体質の猫は、新しい環境に行ったり、知らない人がいたりなど、ちょっとしたことでも緊張しやすい性格をしています。

また、肉球に汗をかきやすい猫が多いので、肉球が冷えていることがあるかもしれません。ストレスに弱いので、もし自分の猫にこのような特徴があれば、猫がストレスを抱えないように注意しましょう。

肉球の色が薄く冷たいのは冷え性

猫の肉球の色が薄くて冷たくなっている場合は、慢性的な冷え性の可能性があります。例えば、常に暖かい場所を求めてウロウロしていたり、冬になるとストーブの前からまったく動こうとしないような場合は、冷え性かもしれません。

また、冷え性の猫は低体温になりやすく、低体温になると免疫力が下がってしまいます。そのため、免疫力が下がって病気にかかりやすいので注意しましょう。

肉球が湿って異臭がする場合は代謝が悪い

猫の肉球をチェックすると、湿っていて異臭がする場合は、代謝が悪くなっている可能性があるでしょう。

肉球にむくみがある場合は、猫の代謝が悪い状態であるかもしれません。また、代謝の悪さから体内に老廃物が溜まりやすい状態になっています。

肥満気味の猫に多い特徴なので、猫が太りすぎていないか確認して見ましょう。

肉球が冷たい場合は心臓に関する病気になっている恐れがある

猫の肉球を触って、いつも冷たい場合は心臓に関する病気になっている恐れがあります。特に、肥大型心筋症という心臓の壁が分厚くなる病気にかかってしまっている場合は、体の血行が悪くなっているため、肉球が冷たくなっていることがあります。

もし、猫の肉球をいつ触っても冷たいようなら、一度動物病院に連れて行って診てもらった方が良いでしょう。

肉球が熱い場合は熱中症の恐れがある

猫の肉球を触った時に、いつも熱い状態の場合は猫が熱中症にかかっている恐れがあります。熱い部屋に長時間いた場合や、真夏など気温が高い時期には人間と同じように、猫も熱中症にかかることがあるのです。

肉球だけでなく、体全体が熱っぽくなっていたり、ぐったりとしている場合は、熱中症の可能性が高いので、早めに動物病院に連れて行きましょう。

猫の肉球の色には理由がある?

猫の肉球は、様々な色があります。そして、猫の肉球の色の違いは、猫の毛の色が関係しています

また、猫の肉球の色で猫の性格にも違いがあります。そこで、ここでは猫の肉球の色の理由についてご紹介します。

例えば、黒や茶色などの濃い色の肉球の猫はアクティブだったり、淡いピンクの肉球の猫はおとなしいことが多いです。

猫の肉球の色にある理由

猫の肉球は、猫の毛に色によって変わってきます。また、肉球が黒や茶色の猫はアクティブな子が多かったり、淡いピンクの肉球の猫はおとなしい子が多いでしょう。

肉球の色は被毛色による

肉球の色は、猫の被毛色によります。猫の被毛色が薄い場合は肉球の色も薄くなっています。また、被毛色が濃い場合は肉球の色も濃くなります

例えば白猫などの被毛色が薄い色の場合は、肉球の色も淡いピンクで、黒猫の場合は肉球も黒に近い濃い色になるでしょう。

そのため、猫の肉球を見た時に、毛の色と明らかに違った色をしている場合は病気や体調を崩している可能性があります。

被毛色が混ざると肉球もまだらになる

猫の被毛色には色々なパターンがあります。白と茶や黒とグレー、そして三毛猫など、猫の毛の色にはたくさんのバリエーションがあります。

そして、被毛色が混ざっている場合は、肉球もマダラ色になっていることが多いです。ピンク色の肉球に黒の斑点があったり、三毛猫は肉球も3色になっていることがあります。

これは、体の色素量が関係して肉球の色が配色されていると言われています。

黒や茶色などの濃い色の肉球の猫はアクティブ

猫は、肉球の色を見ることで猫の性格も判断できると言われています。例えば、黒や茶色などの肉球の猫は、アクティブで人懐っこい傾向があるでしょう。

被毛の色が黒や茶色などの濃い色の猫は、活動的なタイプが多くいます。被毛力と肉球の色には、性格も関わっているのです。

そのため、猫の被毛の色や肉球の色から、ある程度猫の性格がわかるかもしれません。

淡いピンクの肉球の猫はおとなしい

猫の肉球が淡いピンクの肉球の猫は、おとなしい傾向があります。被毛の色が薄い猫は、肉球の色も薄いことが多いです。

白猫など、色の薄い猫は、自然界では目立つので敵から狙われやすくなています。そのため、被毛の色が薄い猫は、警戒心が強く、神経質な性格をしていることが多いでしょう。

これらの色と性格の関係は、これから猫を飼おうと思っている人にとっても参考になるかもしれません。

かわいい肉球を保つためには何ができる?

猫はよく肉球を舐めているので、基本的に清潔であることが多いでしょう。また、歩く時は常に肉球を使っているので、もし肉球に怪我を負ってしまった時は、なかなか治りにくいことが多いです。

では、猫の綺麗な肉球を保つためには何ができるのでしょうか。そこで、ここでは猫の可愛い肉球を保つためにできることをご紹介します。

例えば、猫用のクリームを塗ったり、マッサージをしてあげることが効果的です。

猫の綺麗な肉球を保つ方法

いつでも可愛く綺麗な肉球を保つためには、猫用のクリームを塗ってあげたり、マッサージをしたりすると良いです。また、乾燥しないために加湿器を活用するのも良いでしょう。

猫用のクリームを塗る

猫の肉球が乾燥しないように、うるおいを与えるため猫用のクリームを塗ってあげると良いでしょう。乾燥が進んでひび割れてしまうと、猫は頻繁に舐めてしまい、なかなか治らなくなってしまうことがあります。

また、人間用のものではなく、必ず猫用のクリームを使いましょう。人間用のクリームは、香料やハーブの成分など、猫にとって良くないものが含まれている可能性があります。

マッサージをする

猫の肉球をマッサージすることで、血行を良くすることができます。強い力をかけずに、優しく揉んであげると良いです。

日常的に猫の肉球を触ったり、マッサージをするようにして、普段から肉球をチェックしておくことで、猫も触り慣れるでしょう。

肉球を触られることに慣れてくれると、マッサージや爪切りなど楽にすることができます。

冬は加湿器を使用する

猫の肉球は乾燥しないように常に気をつける必要があります。特に冬は乾燥しやすいので、加湿器を使用すると良いでしょう。

猫に適している湿度は50%〜70%だと言われています。もし加湿器がない場合でも、お湯を沸かしておいたり、洗濯物を部屋干しするだけでもかなり違ってくるでしょう。

肉球が乾燥しているときは、まず肉球を保湿して部屋に加湿をすることが大切です。

肉球を愛でるときに気をつけることは?

猫を飼っている人は、猫の肉球を毎日触っているという人もいるのではないでしょうか。そこで、猫の肉球を見さり触ったりする時に気をつけることがあれば知りたいですよね。

猫の肉球の周りの毛が伸びていると滑りやすくなってしまうので、必要であれば肉球の周りの毛をカットすると良いでしょう。

また、肉球の変化に気づくように、肉球は毎日触れてチェックすることも大切です。

猫の肉球を触る時に気をつけること

猫の肉球を触ることで病気のサインがわかることもあるので、毎日チェックすると良いでしょう。また、肉球の周りの毛が伸びている場合は、カットすることも大切です。

肉球の周りの毛が伸びていたらカットする

猫の肉球を触る時は、肉球の周りの毛を確認しましょう。もし、肉球の周りの毛が伸びていると、歩いている時に滑ってしまうことがあります。

猫にとって危険なので、肉球の周りの毛が伸びている場合はカットしてあげましょう。また、猫が歩いている姿を見て滑っていることがあれば、肉球をチェックしてみると良いです。

猫の肉球は、定期的にチェックしてケアをしてあげることが大切でしょう。

肉球は毎日触れてチェックする

猫の肉球は猫の平熱をチェックする時のパロメーターにもなります。例えば、猫が病気にかかっている時や、体調が優れないような時には、肉球が普段よりも熱くなることがあるでしょう。

そのため、猫の肉球を毎日触れるようにして、猫の普段の肉球の温かさや、濡れ具合を把握しておくと良いです。

毎日チェックをすることで、猫の体調不良や病気などの体調の変化に早めに気づくことができます。

肉球が汚れていた時はタオルなどで拭く

猫は普段から頻繁に肉球を舐めて清潔にしています。しかし、肉球をチェックして汚れている時は、タオルやウェットティッシュなどで拭いてあげると良いでしょう。

あまり強くこすると傷ついてしまうかもしれないので、軽くなでるように優しく拭き取ります。また、猫の肉球が頻繁に汚れている場合は、猫の体調が悪い可能性もあるので、他に様子がおかしいところがないか注意しましょう。

健康的なかわいい肉球を維持してあげよう

ここでは、猫の肉球の役割、猫と他の動物との違い、肉球の色、綺麗な肉球を保つ方法、肉球を触る時にチェックするポイントについてご紹介しました。

猫の肉球をよく観察することで、猫の健康状態や病気のサインに気づくことができる可能性があります

また、猫を飼っている方は、自分の猫の肉球がいつまでも綺麗でいるように、ケアをしてあげることが大切です。

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